奮戦記
【14.03.10】資本金1億円を超えると法人税負担率が低下
日本の法人税負担率は、資本金1億円より大きな企業になればなるほど負担率が低下しています。
国税庁の資料によると、法人税率(国税分)は30%なのに、資本金50億円超の企業は20%台、資本金100億円以上の企業は10%台の負担率です(図は2011年度)。
大企業は、さまざまな税額控除と所得を小さくする仕組みを利用しているからです。(中小企業は軽減措置があるので低いのは当然ですが)
図の字が小さすぎるかもしれません。
下の注書きは、「国税庁『会社標本調査結果(税務統計から見た法人企業の実態)平成23年度分統計表』などにより作成」。「法人税率(国税分)は30%、中小企業は軽減措置があり、22%、18%である」と書いていあります。
グラフ左側の数字は、下から0.0、5.0、10.0、15.0、20.0、25,0、30.0で単位は%です。
グラフ下の数字は、左から100万円以下、100万円超、200万円超、500万円超、1000万円超、2000万円超、5000万円超、1億円超、5億円超、10億円超、50億円超、100億円超、連結法人、です。