奮戦記
【14.01.16】細川元首相の「脱原発」公約案の内実は?
東京都知事選への出馬を表明した細川護煕元首相の「脱原発」に関する公約案が判明したと、14日に報道されました。
それによると、原発については「即時ゼロ」ではなく、徐々に依存度を減らす方針なのだそうです。
安倍首相も、14日のエチオピアでの記者会見で「原発依存度を、可能なかぎり低減させていくのは、わたしたちの方針でもあります」とのべています。
細川氏と安倍総理の立場は、どこが違うのでしょうか? ほとんど同じではありませんか。
両者とも、将来は依存度を減らすといいながら、当面は原発に依存するという立場なのです。
だから細川氏は、東電柏崎刈羽原発の再稼働については反対を主張せず「慎重に検討している」と言ったのですね。これでは「脱原発」ではなく、原発依存ではありませんか。
いま、日本の原発は稼働ゼロです。それでも電力は普通に供給されています。自然・再生エネルギーの開発を進めながら、原発の再稼働を許さず、永久停止・廃炉へと進むことが、真の「脱原発」であり「即時ゼロ」への道なのです!
細川氏の政策は「原発依存度低減」、柏崎刈羽原発「再稼働慎重検討」です! これでは当面「原発依存」になってしまいます。(MSN産経ニュース http://t.co/xtqXNwo9uK )