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奮戦記

【13.07.01】ネットを利用した選挙運動をどう考えるか(facebookより)

■インターネットを利用した選挙運動をどう考えるか。
 公職選挙法の一部改定により、今度の参議院選挙の公示日(7月4日)から、すべての選挙(国政、地方選挙を含む)で、選挙運動でインターネットを利用することが可能になる。有権者の関心も高く、また選挙届出にホームページのアドレスを記載することになるなど、ネットの活用は政治活動・選挙運動にとって不可欠のものになる。
 世論調査を紹介しましょう。

<産経新聞>ネット選挙解禁 「情報参考にせず」が過半数 2013年5月28日 
 「ネットの情報を投票の参考にするかどうか尋ねたところ、「参考にする」との回答は39・3%、「参考にしない」が56・8%と過半数に達した」との報道があった。年代別でみると、「参考にすると答えた人の割合は20代で最も高く、62・7%だった。30代(57・7%)、40代(50・8%)、50代(40・6%)と年代を追うごとにこの割合は減少し、60代以上では17・8%」となっている。40代以降は過半数が参考にすると答えている。
<マクロミル>有権者はネット選挙解禁に何を期待するのか? 2013年05月29日
○政党や立候補者に関する今後の“ネット上の情報”に、48%が「関心あり」
○参議院選挙期間中に注目度が高まるネット上の情報…「政党・政治家・候補者のホームページ・ブログ」がTOP33%、次いで「ニューストピックス・ニュースサイトの記事・コラム」27%、「政党・政治家・候補者のSNS」16%。
○有権者からみた“ネット上メディア”のイメージ…「ホームページ・ブログ」は党首・候補者の政治見解や政策の理解など理念や政策の理解促進、「SNS」は党首・候補者の人柄や価値観、また、争点に対する候補者のタイムリーな反応など、候補者の人物評価
○ネット選挙解禁の魅力…1位「詳細な情報が得られる」43%、2位「時間・場所を問わず情報が得られる」35%、3位「既存のメディアでは報道されにくい情報が入手できる」34%。若い人は「既存メディアでは報道されにくい情報が入手できる」、年代の高い人は「詳細な情報が得られる」「政策・見解が比較しやすくなる」
<クロス・マーケティング>ネット選挙に関する意識調査 2013年6月28日
 選挙が行われる際に参考としている情報媒体については、テレビが72.4%でトップとなり、続いて新聞(59.0%)、インターネット(45.2%)、候補者自身の選挙活動(35.7%)の順番になっている。若年層ほどインターネットの情報を参考にしている割合が高くなり、20代男性はテレビと同率の70.1%であった。
 インターネットにおいて参考にしている情報としては、「一般ニュースサイト」が64.2%でサービス別のトップとなった。2番目に割合が高かった「メディアの記事(インタビューや評論など)」(44.8%)もメディアが発信する間接的な情報となっており、政党や候補者が直接情報を発信する媒体では「政党・候補者のWEBサイト、ホームページ」(27.3%)が3番目に入っている。(「政党・候補者のSNS」は5.2%、「政党・候補者のメルマガ」は3.3%)
 ほかに、「セキュリティの不安を感じるサービス」という設問で、「政党や候補者のメーリングリスト/メルマガ」が54.9%でトップになっている。政党や候補者が直接発信する情報サービスについては5つの回答全てで半数近くの回答者が不安を抱いており、メール周りが特別に不安視されているわけではない。

 これらのデータを見ると、議員活動で「ネットを活用する」ことが、大変重要だということが分かる。

■私のネット活用法
 私の場合、できるだけ多面的な発信に心がけ、単調にならないようにしている。
 大切なことは、「お知らせ」や「何をしたか」という活動報告だけではなく、その時々の政治の焦点になっている問題について、自らの考え方や思いを発信していくことだと思う。
 ネットを活用すれば、ビラのように分量を気にせず、街頭のように時間と場所を気にせず、思う存分“思いのたけ”を述べることができる。
 私が、いま利用しているツールは、ホームページ、メルマガ、YouTube、twitter、facebookページがある。それぞれ、特徴があるため、いつの間にか多様な手段を使うようになってしまった。

 具体的にいえば、ホームページは国会質問などのデータベースである。12年間ホームページを更新し続け、質問のポイント・議事録・配付資料・パネル・映像などが載っている。そのためか、党とはまったく繋がりがない人からもホームページを見てメールが来たり、情報が寄せられたりすることもある。それを質問に直接反映する場合もある。
 メルマガは1週間の活動報告であり、YouTubeは国会質問の映像記録である。
 3月から始めたtwitterは、その時々感じたことをつぶやいたり、気に入った花や風景の写真を載せており、facebookページは政治的論評と入手したデータを公表している。これらを見た多くの皆さんから叱咤激励をいただき、それが私の活力源となっている。
 また、それぞれのツールを相互に連携させることも新しい活用法だと感じている。ホームページを更新したら、twitterでお知らせする。twitterでつぶやいたらfacebookページに転載される(その逆も)。facebookページに載せた情報をまとめてホームページに掲載する、というように、それぞれの補完関係がうまれ、相乗作用を生んでいる。
 フォロワーのひとりが、こんな指摘をしています。「金太郎飴にならず、読み物としても楽しめて、スピーカーとしてではなく、アンテナとして如何に利用していけるか、役割分担の選択肢をたくさん提示して頂けるといいと思います。関心あること、名言・貴重なリンクをリツイートし合うだけの、身内だけのキャッチボールに終わらないようにする必要があると思います。一番遠いところの市民の目に留まる事、リアクションを得られる内容、個性に富んだアカウント、継続的に閲読して貰えるにはなど、工夫を払う必要があるでしょう」。

  小さくて可愛い花!
佐々木憲昭twitterより

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