本会議で、野田総理大臣が所信表明演説、安住財務大臣が財政演説をおこないました。

　野田総理の演説では、庶民だけが負担する復興増税についても、農業など広範な階層に被害を及ぼすＴＰＰの早期結論についても、普天間基地移転についても、国民に災厄をもたらす方向が、はっきりしめされました。
　それを「各党の共同作業」でやりたいというのです。
　これは到底、容認できるものではありません。

　しかし、被災者の救済・復興、国民の生活向上については、具体性に乏しいものでした。

　それでいながら、「希望の種」をまくとか、「希望の花」を咲かせるとか、言葉だけが踊っている感じでした。

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