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奮戦記

【11.10.06】4億円の土地購入資金はどこから出たのか

   民主党元代表の小沢一郎被告が政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴された裁判の初公判がおこなわれました。

 問題の核心は、政治資金収支報告書の虚偽記載の疑惑とともに、4億円の土地購入資金がどこから出たのかという問題です。
 小沢被告は「私も、私の秘書も、有罪と認定されるようなことは、何もしておりません」としたうえで、4億円の土地購入に充てられた「原資は私のお金です」と話しました。

   しかしこれまで、小沢被告は4億円の原資をめぐって「政治献金」「銀行の融資」と説明を変え、昨年1月には「個人の資金」と説明し直しています。

 土地購入の原資の一部がゼネコンからのヤミ献金だったのではないか、公共事業の受注を通じて国民の税金が環流しているのではないか、この問題が問われています。
 小沢被告をめぐっては、この問題のほかにも、西松建設の偽装献金疑惑と「天の声」として公共事業受注に関与していたのではないかという疑惑、「新生党」と「自由党」を解党したさいの党の残余資金22億円、その多くは政党助成金ですが、その処理をめぐる疑惑など、幾重にも深刻な疑惑が問われています。

 「何もしておりません」というなら、どこに出ても明白な説明ができるはずです。小沢氏は、国会の証人喚問に応じ、政治的・道義的責任を明らかにすべきです。

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