奮戦記
【11.09.26】小沢元秘書3人に有罪判決――裏献金受領と認定
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、東京地裁は元秘書3人に政治資金規正法違反(虚偽記載)で有罪の判決を下しました。
衆院議員・石川知裕被告に禁錮2年、執行猶予3年を言い渡しましたた。
また後任事務担当者の池田光智被告は禁錮1年、執行猶予3年、「西松建設」からの違法献金事件でも起訴された元会計責任者で元公設第1秘書の大久保隆規被告は禁錮3年、執行猶予5年としています。
判決は、「元代表から借り入れた4億円の存在を隠す強い意思があった」と、会計処理の違法性を認めています。
石川、大久保両被告が土地購入の前後にダム工事受注に絡んで中堅ゼネコン「水谷建設」から計1億円の裏献金を受領していた事実も認めました。
さらに、大久保被告については「東北地方の公共工事での業者選定に小沢事務所の意向が決定的影響力を持っており、『天の声』を出す役を担っていた」と指摘しました。
小沢元民主党代表の責任はきわめて重く、3人の元秘書とともに国会の証人喚問に応じ真実を語るべきです。
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