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奮戦記

【11.09.24】野田総理――それでも「原発推進」なのか!?

   野田総理は、国連本部で開かれた「原子力安全に関する首脳会議」で、「日本は原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」と演説し、停止中の原発再稼働や原発輸出をすすめる立場を鮮明にしました。

 最悪の原発事故を起こし事故収束もままならない状況でありながら、「世界最高水準の安全性」に言及するとは、開いた口がふさがりません。
 いったい、誰のために発言しているのでしょうか。

   再稼働を急ぐ電力会社、原子炉の海外輸出に執念を燃やす原発メーカー、それにアメリカ側の意向に忠実に沿ったものだと言わなければなりません。

 大量の放射能で地域が汚染され、多くの人々が被ばくの不安を抱えながら生活せざるを得なくなっているのが現実です。
 土壌などの除染はまだ緒についたばかりであり、汚染物質や土壌の保管場所も、まったく見通しが立っていません。
 野田総理は、このような状況をどう認識しているのでしょうか。
 それでも原発推進にしがみつくなど、到底、容認できるものではありません。

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