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奮戦記

【11.08.19】自治体をがんじがらめにする「原発マネー」を見直せ

   「毎日新聞」によると、原発や関連施設が立地する道県や市町村、周辺自治体に対し、交付金や税金のかたちで国や電力会社からもたらされた「原発マネー」の総額は、原発が営業運転を始めた66年以降、少なくとも2兆5000億円に上ることが分かりました。

 それによると、原発関連の固定資産税や寄付を公表しない自治体も多く、実際にはさらに巨額になることが確実ということです。

   原発マネーの中心は74年成立の電源3法に基づく交付金と、原発などの施設に市町村が課税する固定資産税で、それぞれ約9000億円になります。

 原発を抱える全13道県が電力会社から徴収する核燃料税も6700億円に上っています。電力会社からの寄付も、把握された分だけで530億円もありました。
 “札束でほおをたたく”という言葉がありますが、まさにその通りです。
 カネで自治体を縛りつけ、危険な原発を推進してきたやり方は、根本的に見直さなければなりません。

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