奮戦記
【11.06.21】 政府民主党が会期延長幅さえ示せない異常事態
明日で会期は最終日を迎えるというのに、政府民主党が野党側に「会期の延長幅」さえ示せない異常事態となっています。
会期延長幅を提示するはずの11時半の与野党書記局長・幹事長会談は、13時半に遅らせ、さらに14時半に遅らせ、ついに本日は開かないことになりました。
同書記局長・幹事長会談は、明日の午前中に開く予定です。
民主党の岡田幹事長は午前、50〜120日の延長幅の中で、2次補正予算案、赤字国債発行を認める特例公債法案、再生可能エネルギー電気調達法案の三つ法案の成立を担保する「合意文書案」を自民・公明両党に伝えたそうですが、折り合わず決裂したもようです。
ほんらい会期延長幅は、政府与党から“何のために何日必要”と野党側に説明するのがスジです。
しかし、今度は菅総理の退陣問題とも絡んでいるため、民主党のなかで「延長幅」さえ決められない事態となっているのです。こんなことは、前代未聞です。
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