奮戦記
【11.05.24】福島第1原発は2・3号機も炉心溶融!
東京電力が、福島第1原発の地震発生前後の原子炉の状態について、1号機だけでなく2、3号機でも、「メルトダウン」を起こしていた可能性があることを明らかにしました。
東電は、原子炉の温度や圧力などのデータ、運転日誌などをもとに、3月11日の地震発生前後の状況を推定したものです。
2号機は緊急停止後約101時間後の15日午後8時ごろ、3号機は同約60時間後の14日午前3時ごろに、大部分の核燃料が溶融し原子炉圧力容器の底部に落下しました。
その後、2号機は16日午前4時ごろ、3号機は14日午前9時ごろ、溶融した核燃料によって圧力容器が高温になり損傷していました。
今回の事故解析結果について、細野豪志首相補佐官は会見で「厳しい結果が出た。見込みの甘さを反省している」と述べました。
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