奮戦記
【11.02.26】 予算委・分科会――PCB処理、雇用促進住宅の問題を質す
昨日、予算委員会の分科会(第5分科会)で、質問しました。
私は、有害物質PCB(ポリ塩化ビフェノール)の無害化処理について、事業仕分けで処理基金を削減したことを批判し、「進まないのは、中小企業の負担が重いからだ」と指摘。中小企業への補助率をいまの「費用の7割」から9割に引き上げるなど、促進策を求めました。
内閣府の園田康博政務官は「まさにご指摘の通り。(処理を)加速化する方策を考えていく」と答弁しました。
また、私はPCBを含む液体が床にあふれるなどの事故で豊田PCB廃棄物処理施設が操業停止した問題に触れ、正社員の退社後に派遣社員が指揮・労働している実態を告発しました。
環境省は「JESCO(日本環境安全事業)の自律的対応にゆだねるべきもの」と答え、非正規労働者・派遣労働者の割合も把握していないことが明らかになりました。
私は、労働実態を把握し、安全性について指導すべきだと主張しました。
細川律夫厚労大臣は、「実態を把握し、もし健康上の問題があれば厳正に対処していく」と答弁しました。
雇用促進住宅から住民を追い出すな
私はまた、自公政権が全廃を閣議決定した雇用促進住宅(現在13万戸)について、「派遣切り」された人を受け入れるなど役割がますます重要になっていると指摘し、「現に人が住んでいるのに、10年後に廃止するというのは無理がある」と述べ、廃止計画を見直すよう求めました。
細川厚労大臣は「住んでいる方の安全、安心を考えていかなければならない」と答えました。
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