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奮戦記

【10.11.22】柳田法務大臣が辞任――これで発言の責任をとったと言えるか?

   柳田稔法務大臣が、今日午前、首相官邸で菅直人総理と会談し、「国会軽視」発言の責任を取って辞表を提出しました。

 しかし、その理由は「補正予算案審議への影響を避けるため」ということで、発言の責任をとってやめたのではないようです。
報道によれば、総理が、午前8時に官邸に柳田氏を呼んだのであって、柳田氏が辞表を届けに官邸に行ったのではありません。
 その証拠に、総理は「国民生活を考えると10年度補正予算案をなんとしても速やかに通さねばならない。そういうことができる環境を真剣に考えなければならない」と辞任を促し、柳田氏は「その場で辞表を書いた」ということです。

  昨夜「今後とも頑張りたい」と、記者会見で続投に意欲を示していたことについては、「一貫して任務を遂げたいという思いだったが、今朝、首相の話を聞き、その場で決めた」と説明しました。

 つまり、本人は辞める気はなかったが、総理に促されて「補正予算を通す」ために辞める決意をしたということです。
 これでは、発言の責任をとったことにならないではありませんか。

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