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奮戦記

【10.08.22】疑惑まみれの人物を代表に担ぎ出そうとする非常識

   このところ、政治の話と言えば、民主党の代表選挙のことばかりです。

 小沢一郎前幹事長が参加した鳩山由紀夫前総理の軽井沢での会合に、約130人が集まったことがニュースになったり、今日も山岡賢次副代表が、民放番組で「小沢氏に出馬を要請する」考えを明らかにし、マスコミが報道しています。
 山岡氏は、「25日に(山岡氏が世話人を務める会合で)小沢氏が出るべきだという声が大勢を占めれば、26、27日に申し入れる」と語っています。

   しかし、これほど異様な動きはありません。

 小沢氏は、資金管理団体「陸山会」の土地購入にからむ政治資金規正法違反の疑いがもたれている張本人です。
 その資金は、公共事業を受注したゼネコンからのヤミ献金ではないかと指摘されているのです。
 9月にも予想される検察審査会の「起訴相当」の再議決があれば、強制起訴される事態もありえます。
 小沢氏が、民主党の代表となり総理になれば、国会の質疑で集中砲火を浴びることは確実でしょう。

   それを分かっていながら、あえて「代表選挙への出馬を要請する」のは、あまりにも世間の常識から外れているといわなければなりません。

 いま、民主党がやるべきことは、国会で小沢氏の証人喚問を受け入れ、真相究明に乗りだすなど、自浄作用を発揮することではないでしょうか。

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