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奮戦記

【10.07.06】今日は岐阜県内で訴えました

 今日は、岐阜県内で訴えました。

 北方町での演説会では、「憲法で最低限の生活を国が保障するとしているのに生活保護の半分の年金」「財政赤字はどうする」「大企業の法人税負担が実質的に低いのはなぜか」…など、多面的な質問が出て活発な意見交換ができました。  

 関市に移動して、街頭から訴えました。
 運動員・後援会の方々が賑やかに、のぼり、カンバンなどで宣伝。「そうだ!」のかけ声、拍手、クルマから手をふっての声援など、大いに励まされました。
 

 可児市の演説会は、会場に始まる前から次々と詰めかけ、時間前にいっぱいになりました。
 私は、消費税増税の不当性を訴え、比例定数削減の民主主義破壊、普天間問題の批判をしました。

 比例定数削減の問題で、最近、菅総理は、「政治家は身を削ります」と言って消費税増税の言い訳にしています。
 だいたい日本の国会議員の数はそんなに多いんでしょうか。ヨーロッパと比べると非常に少ないです。人口あたりの国会議員数は、日本はドイツの半分です。イタリア・イギリスと比べると、日本の国会議員の数は3分の1です。なかなか国民の声が国会に通らない状況なのに、もっと減らそうというんです。

   しかも比例代表を削ると言って、小選挙区と言わないところに問題があります。

 比例代表と言うのは、もともと民意を正確に反映する制度です。例えば10%の得票を得た政党は10%の議席。30%の得票なら、議席も30%というように、正確に民意を反映しています。これが、一番正しい選挙のあり方だと思います。
 小選挙区は1人しか通りませんので、5人立候補して落選した4人に投票した票は「死票」になってしまう、生きてこないという問題点があります。
 ですから、4割の得票でも、議席7割という民意をゆがめてしまいます。だから、私は、小選挙区は全部比例に変えるべきだという考えです。

 この民意を反映する部分である比例代表を80人減らすことで、少数政党は、ほとんどなくなると言われています。
 それで民主党と自民党だけの政治がおこなわれたら、いったいどういうことになるでしょうか。国民の声がほとんど通らない、2大政党のやりたい放題の独裁的な状態が生まれるのではないでしょうか。
 消費税増税反対の声などと言うのは国会に届かず、削られてしまう。民意と全く違う政治がおこなわれてしまう。これは、議会制民主主義が壊すことになります。

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<移動の電車の中から>  

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