奮戦記
【10.06.11】菅直人総理が就任後初の所信表明演説
菅直人総理は、今日午後の衆院本会議で、就任後初の所信表明演説を行いました。
総理の演説は、部分的には同感できる内容もありましたが、消費税引き上げを視野に入れた与野党参加の「財政健全化検討会議」を提唱したり、米軍普天間基地問題で沖縄県名護市辺野古に代替施設を設置する日米合意を踏まえて解決を図ると述べるなど、容認できないものが多く含まれていました。
残念なのは、「政治とカネ」の問題について、新内閣としてどう対処するのか、まったく説明がなかったことです。
菅総理は、鳩山前総理の辞職と小沢前幹事長の辞任で「けじめ」がついたと言うのでしょうか。これでは、国民が納得しません。
この演説に対する各党の代表質問は、6月14日(月)午後の本会議でおこなわれます。
議院運営委員会理事会で決まった各党の質問時間の配分は、自民党は2人でそれぞれ40分、30分。公明党は30分、日本共産党は25分、社民党は15分、みんなの党は10分、国民新党5分です。
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