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奮戦記

【10.06.07】何をどう反省しどのように変えるのか──民主党の「新体制」に思う

   菅新総理は、閣僚・党役員人事の概要を固めたと伝えられています。

 民主党は、両院議員総会を経て今日中に新執行部を発足させ、菅総理が8日に組閣を行い、国民新党との連立政権を発足させる見通しです。
 たしかに、党幹事長や政調会長などの顔ぶれが新たになった感はありますが、これまでの政策の何をどう反省しどのように変えるのか、まったく伝わってきません。
 鳩山前総理は「国民が聞く耳をもたなくなった」といいましたが、なぜ国民から反発を受けるようになったのか、あらためて深い自己検討が求められているのですが……。

   鳩山氏は、総理を辞任する理由として、「普天間」と「政治とカネ」の2つの問題をあげました。
 では、菅総理は、これらをどのように変えようとしているのでしょうか。
 普天間問題については、菅総理は、4日の記者会見で「日米合意を踏まえる」と述べました。
 「政治とカネ」についても、菅総理は「一つのけじめを鳩山総理がつけていただいた」とのべ、疑惑にふたをしたままです。
 こんな姿勢では、一時的にイメージを変えることができても、基本政策が変わらないのですから、いずれ、同じ問題に直面することになるでしょう。

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