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奮戦記

【10.06.01】与党の理不尽な対応でネット選挙運動法案の成立が危ぶまれる

   与野党で合意したインターネットを利用した選挙運動を原則自由にする公職選挙法改正案の成立が危ぶまれています。

 同案については、1日の衆院政治倫理公職選挙法特別委員会で審議をおこない、本会議に緊急上程することが前日の理事懇談会で合意されていました。
 ところが、今朝の理事会で民主党理事が、突然、今日の緊急上程を見送りたいと提案しました。
 野党側の理事は、民主党の「変身」に驚き、予定通り緊急上程するよう強く抗議し、断続的に4時間半に渡って理事会協議を続けました。

   私は、審議と緊急上程を求めましたが、民主党は姿勢を改めようとせず、最終的に委員会は開会されないまま流会となりました。

 理事会では、民主党の理事が本会議への緊急上程を見送る理由について、「前日夜の民主・自民・公明の国対委員長間の話し合いで、本日の本会議を開かないと合意していた」などと説明しました。
 しかし、自民党と公明党の理事が、それぞれの国対に確認したところ、事実無根であることが分かり、反発する場面がありました。

野党が抗議――議長不信任案を与党と社民が葬る

   衆院議院運営委員会は午後、自民、公明、みんな、たちあがれ日本の野党4党が共同提出した横路孝弘衆院議長に対する不信任決議案の扱いを協議しました。

 野党は本会議への上程を求めましたが、与党と社民党は、議長不信任案は2月に否決されているため、「一事不再議」を理由に、委員会で採決を行い反対多数で上程しないことを決めました。
 今回の議長不信任案は、まったく別の理由だから「一事不再議」にはあたらないと、野党は厳しく抗議しました。

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