奮戦記
【10.05.27】民主党の乱暴な運営に抗議。労働安全で厚労省交渉
このところ与党民主党の国会運営は、強行採決や委員長職権の連発など、あまりにも強引です。
とりわけ、総務委員会での近藤昭一委員長の運営がひどすぎるので、国会が混乱しました。
そのため総務委員長の解任決議案を自民、共産、公明、みんなの4野党が共同提出しました。
衆院本会議では、総務委員長の解任決議案を採決しましたが、与党の反対多数で否決されました。
日本共産党の塩川鉄也議員が賛成討論に立ち、25日の同委員会で放送法改定案を、「野党の質疑権を封殺して、採決を強行した」と批判し、「委員会の公平・公正な運営をつくすべき委員長の職責を投げ捨てたものだ」と述べました。
さらに、民主党が同法案の緊急上程を見越して、同日午後1時に予定されていた本会議を延期したことについて「前代未聞の珍事」と指摘しました。
その背景に「郵政法案と派遣法案は何が何でも押し通す」という民主党・小沢一郎幹事長の意向があると指摘して、「幹事長指示が発せられるやいなや、それまでの与野党協議や経過を投げ捨て、強行に走る、議会制民主主義を踏みにじって恥じない民主党の姿勢を糾弾する」と強調しました。
愛知の皆さんと厚労省交渉――労働者の命と安全を守れ
愛知県の皆さんと、労働者の命と健康を守る労働安全衛生態勢を確立するため、大企業の内部留保を適切に還元し、リスクアセスメントを厳正に実施するよう求める要請をおこないました。
去る3月12日、愛知県東海市の新日本製鉄名古屋製鉄所構内厚板工場で、製品の品質調査中に落下してきた2枚の厚板の下敷きになり、一人の労働者が死亡、もう一人が両足を骨折する大けがをしました。
新日鐵名古屋製鉄所では、この間、重大な死亡災害があいついでいます。労働者の命や健康をないがしろにする企業には、展望はありません。
命と健康を守る労働衛生環境を確立し、死亡災害を根絶すべきです。
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