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奮戦記

【10.01.30】昨年の雇用統計は最悪水準──求められる緊急対策

   一昨年秋から激増した「派遣切り」のため、2009年平均の完全失業率の増加幅は、過去最大となり、平均有効求人倍率は過去最悪となりました。

 総務省が発表した労働力調査によると、2009年平均の完全失業率は5.1%となり、2002年の5.4%、2003年の5.3%に次いで過去3番目に悪い水準で、前年からの上昇幅は1.1ポイントと過去最大となりました。
 また、厚生労働省が発表した一般職業紹介状況によると、有効求人倍率は2009年平均で0.47倍となり、1963年に統計をとりはじめて以来、最悪の記録となりました。
 いま、政府に求められているのは、緊急の雇用対策を進めるとともに、派遣労働法の抜本改正を含む雇用のルールを確立することです。

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