今日から、臨時国会が始まりました。総選挙後に誕生した鳩山内閣のもとで初めての臨時国会です。――会期は、10月26日から11月30日までの36日間です。

　昼の本会議は12時から始まりましたが、その直前の11時半から日本共産党の議員団総会が開かれ、志位和夫委員長がご挨拶をしました。
　志位委員長は、「国民は、この国会に大きな関心と期待をいだいていると思う。その気持ちにそくして、国民とともに日本の新しい進路はどこにあるかを見いだしていくという姿勢での論戦が大切」と述べました。

　午後２時から、鳩山総理大臣の所信表明演説が約50分間にわたって行われました。
　政権が代わった直後の所信表明演説としては、これまでに前例のない大変長いものでした。――従来は、麻生総理のとき20分、福田総理のときは25分、安倍総理のときは30分、以前の細川総理の時は25分、村山総理は28でした。
　鳩山総理の所信表明演説は、従来の自公政権からの転換を強く意識したものでしたが、言葉が多い割には具体策に乏しいものでした。

.

.