奮戦記
【09.06.29】倫選特委の理事懇が開かれ法案質疑について協議
今日6時半から、衆院倫理選挙特別委員会の理事懇談会がひらかれました。この国会初めての理事懇でした。
民主党が提出した政治資金規正法改正案をどのように審議するか議論しました。
自民党と公明党が審議を促したのに、提案している民主党は「持ち返る」という対応をしました。なんとも奇妙な事態です。
そのやりとりの内容は、概ね以下の通りです。
自民:民主党の法案が付託されたので、審議を行いたい。与党提出の2つの法案も委員会に付託してもらいたい。明日、趣旨説明をおこない、あさって質疑をお願いしたい。
民主:これは突然の事態で、何か違うところの意思が動いている気がする。この法案は6名の提案者がいるので、今日から対応を検討している状態だ。明日からの審議入りは無理だ。持ち返りたい。
自民:政治資金の問題も起こっているので、議論をしたい。6月1日に提案されているので、時間は経っている。
民主:私たちは、法案を提出しお願いしているので、それは、いいことであるが対応については協議したい。
公明:国会が延長されたのだから、提案者の準備不足はいかがなものか。永住外国人地方参政権付与法も委員会に付託されている。民主党の法案の後に、ぜひ審議をお願いしたい。
共産:政治とカネの問題は、今国会も噴出した重要な問題。企業・団体献金そのものの根本問題をきちんと議論したい。議運でも提案したが、民主党の法案、与党法案も全部含めてやってはどうか。充実した審議をするべきだ。
社民:意見なし
委員長:付託されたのだから、審議をやることが必要だ。引き続き、筆頭間協議をお願いしたい。
以上のやりとりの結果、今日は、審議日程が決まりませんでした。
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