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奮戦記

【09.04.15】金融商品取引法改正案──消費者の利益にたった紛争解決を

   衆院財務金融委員会で、私は、金融商品取引法改正案に盛り込まれた「金融分野における裁判外紛争解決制度」(金融ADR)について、「消費者の利益に立ち、公平に運営される紛争解決制度を」と求めました。

 私は、現在の紛争解決制度が、金融機関の代弁者として苦情を聞き、「消費者を説得して、あきらめさせるかたちで『解決』をはかっているのではないか」と指摘しました。
 そのうえで、金融機関の不正を是正させる権限と独立性が必要だと主張しました。

   与謝野馨金融担当大臣は「金融機関に金融ADRの利用を義務づけ、資料提出や結果尊重などの偏面的な義務を課す」と述べました。

 また、「指定紛争解決機関は、公平な立場で手続きの進行や紛争の解決に向けた一定の対応を求められる」と答弁しました。

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