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奮戦記

【09.01.27】予算をめぐる攻防は、第二次補正から来年度予算に移る

   2兆円の定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算は、昨夜から続けられてきた衆参両院協議会で「成案を得られなかった」ため、憲法の衆議院優越規定によって、今日5時すぎに成立しました。

 両院協議会は、2日間にまたがる異例の展開となりました。
 まず2次補正のうち総額4兆7858億円の一般会計予算と特別会計予算の扱いを議論しました。
 しかし、速やかな成立を求める衆議院側(与党)と、給付金部分を撤回すべきだとする参院側(野党)の議論は平行線をたどりました。

   さらに今日は、政府関係機関予算に関するもう一つの両院協議会も開かれましたが、成案は得られませんでした。
 この結果を受け、河野洋平衆議院議長は、本会議で、憲法60条に基づき「衆院の議決が国会の議決となる」と宣告し2次補正が成立しました。

 与党は、今日行う構えをみせていた麻生総理の施政方針演説など政府4演説を、明日28日に先送りしました。
 衆参両院での各党代表質問は、週末をはさんむ29日から2月2日まで3日間の日程で行います。
 明日からは、与野党攻防の焦点が09年度予算案と関連法案に移り、引き続き激しい論戦が展開されることになります。

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