自民党の総裁候補である麻生太郎自民党幹事長が、愛知県岡崎、安城両市にたいして「私の不用意な発言で不愉快な思いを抱かせたことにおわび申し上げます」との謝罪文を提出したそうです。

　これは、昨日、愛知県岡崎、安城両市が、同氏の「発言」にたいして抗議文を発したことに対応したものです。

　名古屋駅前で行った麻生氏の発言は、「岡崎の豪雨は1時間に140ミリだった。安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ」と話したものです。

　麻生氏は、昨日の公開討論会で、自己分析を披露し「ひと言多いこと」と述べ、失笑を買っていました。

　しかし「失言癖」という個人の資質の問題ではなく、自民党政治がいかに国民の暮らしや命に無頓着かということをあらわすものです。

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