奮戦記
【08.09.01】福田総理が突然辞任!─自公政治の行き詰まり示す
福田総理は、先ほど午後9時半になって、突然、首相官邸で記者会見し「新しい体制を整えた上で国会にのぞむべきだ」として、首相を辞任する意向を明らかにしました。
臨時国会を12日に召集すると決めたのに、突然辞任するというのは、どういうわけでしょう。驚きました。
福田さんは、憔悴した感じの記者会見で「これまでの積もり積もったモノが、私の内閣で噴き出た」と言いました。
今年7月には北海道洞爺湖サミットの議長を務め、8月初めには政権発足以来初めての内閣改造を行いました。──しかし、その後も支持率の低迷が続いていました。
これまでの自民・公明政治が、福田政権をここまで行き詰まらせたことは明らかです。
昨年の参議院選挙で国民の審判が下って以降、安倍内閣が崩壊し福田内閣が崩壊する。……まさに末期的な状況です。
その根本的な打開の方向は、これまで国民を塗炭の苦しみに追い込んだ「構造改革」路線を転換する以外にありません。
そのためには、この路線をすすめてきた政治の中身を、国民本位に切りかえるしかありません。
財界・アメリカ奉仕から国民に軸足を置くことが、基本的な方向です。
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