アドレス(URL)を変更していますのでブックマークされている方は変更してください。
<< ホームへ戻る

奮戦記

【08.03.31】明日からガソリン税の暫定税率がなくなり道路特定財源は…

   今日急きょ、昼に開かれた衆院本会議で、道路特定財源の揮発油(ガソリン)税の暫定税率を除き、今日、期限が切れる租税特別措置の効力を5月末まで2カ月間延長する法案を、賛成多数で可決しました。

 この法案は午後の参院本会議でも可決され、成立しました。

 その一方で、揮発油税の暫定税率維持を盛り込んだ政府提出の歳入関連法案は、参院でまだ審議入りされておりません。

   そのため、暫定税率は4月から失効し、ガソリン価格は1リットル当たり約25円下がることになります。
 また、ガソリン税などの税収の使途を道路建設に限定する「道路整備財源特例法」も、今日で期限が切れます。
 そのため、暫定税率を除いたガソリン税は、何にでも使える一般財源に戻るのです。
 つまり、4月1日以降は、暫定税率がなくなり、道路特定財源は一般財源となる。――このような歴史的局面に突入するわけです。
 このままで何もしなければ、私たちの主張が実現することになります。

 ところが与党は、それを阻もうと必死です。

   4月29日以降になれば、憲法59条の「60日条項」(衆議院から回った法案が参議院で採決されないまま60日を超えると、否決したとみなして衆議院の3分の2以上の賛成で法案を成立させることができる)を使って、再議決する構えです。

 暫定税率をもう一度復活させ(一度下がったガソリン税をまた引きあげる)、そしてもとの道路特定財源に戻すための「財源特例法案」を強行する。……こんなことをさせないたたかいが必要です。

.




 

Share (facebook)

このページの先頭にもどる