奮戦記
【08.01.31】衆院財務金融委員会で「つなぎ法案」の撤回を議決
今日午前10時から財務金融委員会が開かれ、昨日の議長あっせんにもとづいて、提案者が「つなぎ法案」の撤回を求め、委員会としてそれを許可することを議決しました。
委員会で可決された法案が、本会議に上程される前に撤回された事例は、衆議院ではこれが初めてだそうです。
与党の「つなぎ法案」ごり押しが、あまりにも理不尽だったことがあらためて明白となりました。
昨日の財務金融委員会での質問で取り上げたこと
私は、昨日の質問で、提案された「つなぎ法案」について、「扱い方も内容も、前代未聞のものだ」と批判しました。
それは、「つなぎ法案」の本質が、十年間にわたって道路特定財源の確保を狙い、国民に増税を押し付けるものだからです。
私は、「経済情勢がどうあろうが、国民生活がどうあろうが、道路の計画は一度たりとも減ったことがない。社会保障のための財政措置はどんどん減ってきた。なぜ道路だけ増えるんだ」と強調しました。
その理由は、道路整備のための財源が「特定財源という形で必ず入ってくる」からです。
法案の提出者は「これまで道路の五カ年計画は規模が大きくなっている」と、計画が膨張してきた事実を認めざるをえませんでした。
私は「国民生活が混乱するというが、そんなことはない。(暫定税率が切れて)下がったものをまた上げようとするから混乱する」と、暫定税率維持を強行しようとする与党の姿勢を糾弾しました。
国民の暮らしをないがしろにし、膨らんだ財源をすべて道路に投入するという仕組みを固定化し、「利権構造を温存するというやり方は認めるわけにはいかない」と指摘しました。
愛知県保険医協会の代表から、医療制度の改善に関する要請を受けました
愛知県保険医協会(萩野高敏理事長)の皆さんから、後期高齢者医療制度の中止など、医療崩壊をくい止め改善をはかるための要請を受けました。
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