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奮戦記

【08.01.29】国会の審議権を踏みにじる与党の暴走は許せない!

   今日の国会は、あまりにもひどい幕切れとなりました。
 午後8時、衆院本会議で補正予算を自民・公明の賛成多数で通した後、与党があまりのも乱暴なやり方を強行したからです。

 衆院本会議が終わったとたん、与党側は、夜の8時58分に道路特定財源の暫定税率を残すための「つなぎ法案」を提出しました。
法案提出を受け、衆院議院運委の笹川委員長は、野党が抗議するなか、職権で30日午後の本会議開会を決めました。
 この後、議運委はつなぎ法案を総務、財務金融両委に付託することを与党単独で決定してしまったのです。
 まだ野党に法案を提示もしていないにもかかわらず、本会議での趣旨説明・質疑を省略し、議財務金融委員会と総務委員会に付託するなど、言語道断です。

 そればかりか、明日の朝、財金委や総務委でわずか1時間程度のかたちだけの質疑をした後、明日の本会議を立てて採決まで強行するというのです。

   10年間の道路特定財源を確保する法案、本体の審議に一歩も入らないまま、「つなぎ法案」でその成立を担保するものです。
 衆参両院での審議を無意味なものにし、事実上、国会の審議権を剥奪するものです。これほど、議会制民主主義を真っ向からじゅうりんするものはありません。断じて容認できません。

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