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奮戦記

【07.11.17】自民・財革研―あくまでも“消費税増税”にしがみつくのか

   自民党の与謝野馨・前官房長官は、今日の熊本県の講演でこう述べたそうです。
 ――「消費税なしでもやっていける、という人は物事を知らない。選挙が怖いから何もしないのでは、無責任な政治になってしまう」と。
 あくまでも、消費税引き上げにしがみついています。……与謝野氏は、“選挙で負けるのなら、どーんと2%くらい上げたらどうか”などと述べて物議をかもしたことがあります。

 また与謝野氏は、自ら会長を務める自民党の財政改革研究会が、今月21日にまとめる「中間報告」について、こう述べています。

   ――「(日本の財政は)病気になっているんだから、ちゃんと元から直そう、という処方せんだ。苦い薬のこともいっぱい書いてある」とも述べています。

 財界・大企業には減税を続けて“甘い汁”を吸わせ、国民には増税という“苦い薬”を飲ませる。……こんなことは、絶対に許せるはずがありません。

 参議院で与野党が逆転している国会の現状では、民主党が消費税増税に賛成しないかぎり、そうかんたんに庶民への増税路線が通る状況ではありません。
 しかし、油断はできません。こんなことを平気で言う自民党にこそ、総選挙で“苦い薬”を飲ませることが必要ではありませんか。

 

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