奮戦記
【07.09.25】総理大臣の指名選挙…“衆参ねじれ”で長い一日になりました
今日おこなわれた総理大臣の指名選挙は、衆議院と参議院の指名選挙の結果が異なったため、その処理のため“長い一日”となりました。
日本共産党の志位和夫委員長は、国会議員団総会で次のように述べました。
「安倍首相の突然の政権投げ出しに続いて、自民党の総裁選となり、新総裁に福田康夫氏が選出されました。この2週間の経過の全体を通じて感じたのは、自民党という政党の政治的衰退を深め、崩れつつあるということです」と。
今日一日を振り返ると、以下のようになります。
◆ 9:17 衆議院で、内閣総辞職決定通知書を受領。
◆11:00 議運理事会…内閣総辞職について報告、総理指名の本会議について協議。
◆12:00 議運委員会
◆13:00 衆院本会議…内閣総理大臣指名選挙で福田康夫氏を指名。福田氏338票、小沢氏117票、志位氏9票、福島氏7票、綿貫氏5票。
◆14:20 参議院が小沢氏を指名したため、参議院議長が両院協議会を請求。
◆14:30 議運理事会
◆15:00 議運委員会
◆15:30 衆院本会議…衆院議長が協議委員10名を指名。
◆16:10 両院協議会…衆参議院議決の趣旨説明、意見表明、採決。成案を得るに至らず。
◆16:30 協議委員議長から報告書提出。
◆16:40 議運理事会
◆17:00 議運委員会
◆17:30 衆院本会議…協議委員議長から経過および結果の報告を受ける。両院の意見が一致しなかったため、衆議院議長が、憲法第67条第2項により衆議院の指名(福田氏)議決が国会の議決となった旨宣告。
以上が、今日一日の流れでした。いよいよ、再開された国会での論戦が迫ってきました。
この国会を来たるべき総選挙での前進へとつながる国会にするために、知恵と力を尽くす決意です。
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