奮戦記
【07.08.26】菅総務大臣、これがどうして「適切な会計処理」なのか!?
菅義偉総務大臣の2つの政治団体(自民党神奈川県第2選挙区支部と「菅義偉後援会」)が、菅氏本人が所有するビルに主たる事務所を置いていながら、2005年の政治資金収支報告書に、計1956万円の事務所費を計上していました。
事務所費をめぐっては、家賃のかからない議員会館や実家に主たる事務所を置きながら多額の費用を計上していたとして、松岡利勝元農相や赤城徳彦前農相らのケースが問題となりました。これと、ほとんど同じケースです。
しかも、自らが代表を務めている党支部が、05年に管氏自身に405万円もの家賃を払っていました。
菅氏は「カラ計上はない。何も悪いことはない」と強調したといいます。
しかし、結果として本人の資産形成に、政治資金の一部が使われたことになるのではありませんか。これがどうして「適切な会計処理」なのでしょうか
「自分で自分にお金を払うってどういうことでしょう。国民の税金から出ているお金です。簡単に考えれば、政党助成金として出された国民の税金をご自分の家計の助成としたわけです。そんなの許されるのですか?」という声が出るのも当然です。
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