奮戦記
【07.03.08】改憲手続法案採決の前提となる公聴会議決できず
衆院憲法調査特別委員会の中山委員長は、昨日の理事会で、与野党の合意なしに一方的に(職権で)今日の委員会を9時半から開いて、15日の公聴会開催を議決する方針でした。
今朝、私は、日本共産党としてそれに抗議するため、他の議員とともに委員会室に行きました。
民主党は理事会に出席せず、委員会の冒頭抗議すると言ってました。
結局、山中委員長は採決を強行することが出来ず、理事会を休憩し、記者に「与党単独(で協議を進めるの)は無理だ。国民が不安に思う」と述べたそうです。
公明党は、理事会への出席が遅れ、委員会にも出ていませんでした。
エレベータの前で、公明の理事が記者に対してこう言ってました。……「採決すれば我々は反対する」と。本音かどうか分かりませんが。
自民・公明だけで採決すれば、国民の猛烈な批判をあびることを恐れたからでしょうか。
いずれにしても、改憲手続き法案の審議日程を強行しようとした自民党の思惑通りにすすまなかったのです。
これは、国会内外のたたかいの一定の「成果」ですが、決して油断はできません。
自民と民主の改憲手続き法案の修正協議は、ほとんど一致するところまで、来ていたからです。
これを阻止するために、いっそう大きなたたかいを広げていこうではありませんか。