奮戦記
【07.01.18】経団連会長出席のもとで自民党が改憲めざす党大会
昨日、ひらかれた自民党の大会で、安倍晋三首相(総裁)が改憲をめざし、改憲手続き法案の早期成立をはかる考えを表明しました。
その大会に、日本経団連の御手洗冨士夫会長が出席していたことは、たいへん象徴的です。
日本経団連は、今年の元旦に「御手洗ビジョン」を発表し、「イノベーション」の一環として改憲をかかげました。
安倍首相・総裁は、「国の骨格、国のかたちをなすのが憲法だ。立党の精神に立ち返り、憲法改正に取り組みたい」とのべました。
そして、「通常国会で憲法改正の手続きを定めた国民投票法案について、各党との協議が進展することを期待する」と、改憲手続き法案の早期成立を目指す考えを表明しました。
自民党大会で採択された「2007年運動方針」は、改憲手続き法案を早期に成立させ、「新憲法制定に向けての国民的論議を喚起する」と明記しています。
財界の肝いりのもとで、いよいよ、危険な道に踏み出しはじめたと言えましょう。この道は絶対に許してはなりません。