奮戦記
【06.12.19】臨時国会が閉幕し議員団総会で志位委員長があいさつ
今日で臨時国会が終わりました。閉幕にあたり、日本共産党の議員団総会が開かれ、志位委員長があいさつしました。
最大の焦点であった教育基本法改悪問題については、日本共産党が国民運動と連携して、最後まで廃案のために力を尽くしました。
法案は、自民・公明の多数による強行採決で可決されましたが、わが党が国会で果たした役割は大きなものがありました。
志位委員長は、今後のたたかいについて2つの点を強調しました。
第1に、改悪教育基本法は、日本国憲法に背反するものであるから、私たちが依拠すべきは憲法そのものです。
憲法19条の思想・良心・内心の自由、26条の国民の教育への権利――ここに依拠したたたかいをすすめなければならない。
第2に、国家による教育内容への権力的介入をすすめる改悪教育基本法は、子どもたちと父母・国民に直接責任をおっておこなわれるべきだという教育の条理に反するものです。
したがって政府が、この悪法を教育に強権的に押しつければ、現場が混乱し、その破綻がひどくなることは避けられません。
志位委員長は、こうのべて、「日本国憲法に立脚し、教育の条理に立脚して、改憲教育基本法の具体化、教育現場への押しつけに反対し、子どもたちをこの悪法から守り、一歩でも二歩でも教育を良くしていく取り組みに、新たな決意で望みたい」と、力を込めて訴えました。
また、この国会では、安倍内閣が発足した直後という状況のもとで、歴史問題、対米従属、大企業中心主義の異常を根本からただす論戦に取り組み、国政を動かしてきたとのべました。
来年は、日本共産党の新たな躍進の年とするため、議員団として来年の論戦の準備にとりくみながら、選挙勝利のたたかいの先頭に立つことを誓い合いました。