奮戦記
【06.11.25】都知事が「余人もって代え難い」と四男重用で開き直る
石原都知事は、「都政私物化」の事実を否定できず、居直り弁明を繰り返すばかりです。
昨日の記者会見でも、都の文化振興事業「トーキョーワンダーサイト」(TWS)に、石原都知事の四男で画家の延啓氏を深く関与させていたことについて、「絵描きとして交際範囲もひろく、私は便利に使っている」「余人をもって代え難かったら、どんな人間でも使う」とのべ、開き直りました。
また、知人である今村有策氏をTWS館長に、その妻・家村佳代子氏を同青山館館長と同副館長に選任していることについても、知事は「正常な手続き」だと主張。家村氏については「あなたやりなさい」と言ったと語りました。
文京区のワンダーサイトに設置したステンドグラスの原画を延啓氏が描いたことについては「まあ、君やってみようって。数人に原案描かせたなかで息子のがましだったから、ぼくが選んだんじゃないが、館長以下が選んだ」とのべました。
私物化を、自ら認めたようなものです。昨日の会見中、複数の記者が挙手しているにもかかわらず、「はい、終わり」と会見場を去ろうとするなど、都民の批判に対して挑戦的な姿勢を見せていました。