奮戦記
【06.10.22】自民政調会長の無神経な「糖尿病」「核保有」発言!
自民党の中川昭一政調会長は、北朝鮮による日本への核攻撃の可能性に関し「普通はやらないが、あの国の指導者はごちそうを食べ過ぎて糖尿病ですから考えてしまうかもしれない」と述べたそうです。
これは、あまりにも無神経な発言ではないでしょうか。
報道によると、日本糖尿病協会の関係者は、「昔のように糖尿病を“ぜいたく病”や“金持ち病”と言うのは事実と違い、発言は偏っている面もある。糖尿病を、悪いことをする代名詞のように使われるのも不愉快だ」と述べています。当然の指摘ですね。
また、中川氏は日本の核保有に関しても「論議が必要」とあらためて主張しました。
中川氏は、「万一(の事態が)起こったときにどうなるか考えるのは政治家として当然のことだ。相手が核となれば、核の議論ぐらいしておく必要がある」と述べています。
被爆国である日本の政府与党の中枢にいる人間として、資格が根本的に問われます。
非核3原則を堅持するというなら、核保有の議論などまったく成り立つものではありません。発言は、撤回すべきです。