奮戦記
【06.10.05】今日から衆議院予算委員会―安倍総理大臣が答弁
今日から、衆議院予算委員会が開かれています。
安倍さんが総理として予算委の答弁に立つのは、今日が初めてです。
注目したのは、安倍総理が「歴史認識」について、日本の侵略戦争と植民地支配などを謝罪した村山首相談話や河野官房長官談話を「受け継いでいる」と答弁したことです。
これは、日中・日韓の首脳会談を前に、これまでの発言を軌道修正をしているようですね。
また安倍さんは、岸元首相が東条内閣の商工相時代(1941年)に日米開戦詔書に署名したことについて「開戦で多くの日本人は命を失い、家族を失った。アジアの人たちに大きなつめ跡を残した。指導者は、私の祖父も含め、責任があったと思う」。「政治は結果責任だから、祖父の判断は間違っていた」と述べました。
では、靖国神社の参拝については、どうでしょう。
それについては、「行ったか行かなかったか、行くか行かないか、政治、外交問題化するのであれば、あえて言わない」という態度でした。
中国の政府高官は、日中関係筋に「安倍首相が参拝しないとの心証を得ている」と伝えたそうです。
明日は、日本共産党の志位和夫委員長が質問します。