奮戦記
【06.07.26】「次の首相は靖国神社に参拝すべきでない」が多数
「毎日新聞」が実施した「全国世論調査」(22・23日)によると、「次期首相の靖国神社参拝の是非」を尋ねたところ「反対」が54%で過半数を占め、「賛成」の33%を大幅に上回ったそうです。
今年1月の調査では、賛否各47%で二分されていましたが、「中韓両国との関係改善が進んでいないことに加え、昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示したことが明らかになったことも影響した」と分析しています。
その一方、小泉首相が終戦記念日の8月15日に参拝することへの賛否は、反対が54%で、賛成36%を上回りました。
安倍官房長官はどう考えているのでしょうか。24日の記者会見で安倍氏は、参拝についての明言を避けました。
これまでにも、首相就任の際の参拝について「政治的、外交的な問題にしないためにも『行きますよ』と宣言するつもりはない」と述べていました。
しかし、今日のアジア外交の行き詰まりや世論を考慮して、「いかない」と宣言するのが、スジではないでしょうか。