奮戦記
【06.07.17】北朝鮮非難―安保理での“全会一致決議”の意義
国連安全保障理事会が、北朝鮮のミサイル発射を非難しミサイル開発関連の物資を北朝鮮に渡さないよう各国に求める“決議1695”を全会一致で採択したことは、大きな意義を持っています。
この決議については、中ロを含む全理事国が賛成し、北朝鮮のミサイル問題に対する国際社会の総意を示すものとなりました。
決議は、北朝鮮に対し、弾道ミサイル開発に関連するあらゆる活動を中止し、ミサイル発射を再度凍結することとともに、6カ国協議への即時・無条件復帰を求めています。
また、国連の全加盟国に対し、北朝鮮のミサイルや大量破壊兵器の開発に関連する物資や資金の移出入をしないよう要請しています。
私たちは、北朝鮮によってミサイルが発射された直後から、北朝鮮の行動を厳しく批判するとともに、国連安保理が分裂することなく一致した行動を行うことが大切だと主張してきました。
これからも、国際社会が北朝鮮にたいして一致した対応をすべきですし、外交による解決のために力をつくすべきです。