衆院国土交通委員会は、耐震データ偽造問題をめぐって、マンション建築主のヒューザーの小嶋社長にたいする証人喚問を、１月１７日に実施することを決定しました。

　この事件は、政界へも波及しています。

　これに関連して、指定確認検査機関イーホームズの藤田社長は、ヒューザーの小嶋進社長に10月27日の時点で、構造計算書偽造を指摘した際、「小嶋社長は（偽装された）グランドステージ船橋海神や同藤沢などの物件名を把握していた」と主張しました。

　ヒューザーは直後に物件引き渡しなどをしています。

　偽造を知りながら契約した場合、取引の際の重要な事実の告知を定めた宅地建物取引業法違反の疑いも出てきます。……この点も、大きな焦点になります。