奮戦記
【05.12.08】CBCラジオのインタビュー、小泉「改革」勉強会
CBC(中部日本放送)ラジオのインタビューがありました。――今年を振り返って、来年を展望するという内容です。12月24日の朝5時から放送予定のCBCラジオ番組で、私は、14分ほどインタビュー受けました。ぜひ、お聞き下さい。
今年一年を振り返って、いちばん大きな出来事は総選挙でした。
特徴は、小泉さんが選挙戦を「郵政一本」に絞って刺客を送り込むなど、マスコミも動員した作戦を展開したことです。
にもかかわらず、郵政民営化そのものの問題点が、国民のなかで明らかになりませんでした。
民営化したら、過疎地域の郵便局が目の前から消える。手数料の引き上げなどサービスが後退する。国民の財産である郵貯・簡保の350兆円の資金が、日米の金融資本の食い物にされるなどなど……。
ところで、「官」から「民」へということが、どんなにマイナスをもたらすかは、こんどの「耐震設計の偽装」問題でも明らかです。やはり、公的なチェック体制が国民の安心・安全にとっていかに重要か明らかです。
ふたつは、選挙で郵政に目をそらされたため、有権者の目から、大増税・社会保障切り捨てという重大問題が隠されてしまいました。
しかも自民党は、マニフェストで「サラリーマン増税という立場は取らない」などと国民を騙したのです。それは、谷垣財務大臣が、選挙後の記者会見で「増税は支持されたのではないか」などと開き直ったことから馬脚をあらわした。
いずれにしても、日本共産党の存在意義は、今後、ますます大きくなってくると思います。
当面の課題として、耐震設計の偽造問題については、マンションに住んでいる住民の不安を一掃するため、金融的な支援も含めた緊急対策を強化することです。
また、自民党の公約違反の増税問題はいっそう重大です。
さらに、憲法改悪を許さない広範な戦いが必要です。……これらの諸点について、指摘しました。
第4回小泉「改革」勉強会をひらきました
今日は、第4回小泉「改革」勉強会をひらきました。
テーマは、「年次改革要望書」を日米経済関係のなかでどう位置づけるか、最近の財界の動きをどう見るか、などです。なかなか勉強になりました。