アドレス(URL)を変更していますのでブックマークされている方は変更してください。
<< ホームへ戻る

奮戦記

【05.10.26】イラクでの米兵死者2000人!負傷者1万5000人!

写真 アメリカのCNNテレビ、AP通信などは、2003年3月のイラク戦争開戦後に死亡したイラク駐留米軍兵士らの数が、2000人に達したと報じました。

 その一方、イラク人の死者も膨大な数にのぼっています。――米英などの研究者で作っているNGO「イラク・ボディー・カウント」が集計したイラク人の民間人死者数は、10月19日現在、2万6690人〜3万51人に上っています。

 これにたいしてブッシュ大統領は、ワシントンの空軍基地での演説で「この戦争ではより多くの犠牲と時間、そして不屈の精神が求められている」と開き直りました。

写真 しかし、政権への政治的打撃となることは確実です。

 国防総省によると、米兵の死者数は開戦からブッシュ大統領の大規模戦闘終結宣言前の03年4月末までは139人でした。

 その後、武装勢力によるテロが続発。死者2000人のうち、93%は同宣言後の死者となったのです。

 新憲法案が、25日に「承認される」など、確かに政治日程は進んでいるようですが、24日には、首都バグダッド中心部のホテルが攻撃されており、治安は極端に悪化したままとなっています。

写真 米紙「ウォールストリート・ジャーナル」(電子版)の世論調査では、イラクでの軍事行動を「間違い」と感じる米国民が初めて過半数の53%に達し、「正しい」の34%を大きく上回る結果が出ています(25日)

 また、CBSテレビの最新の世論調査によると、米国民の64%がイラク戦争は「米兵の犠牲に値しない」と考え、59%が「即時撤退すべきだ」と答えています。

写真 ライス米国務長官が出席した19日の上院外交委員会の公聴会では、ブッシュ政権が一向に米軍の撤退スケジュールを含む明確な「出口戦略」を示さないことに対し議員から批判が噴出しました。

 26日には、アメリカ各地で、米軍撤退を求める集会が開かれます。

 ワシントンの集会では、イラク戦争で息子を亡くし、反戦運動のシンボル的存在となったシンディ・シーハンさんも参加するといいます。

 米軍はただちに撤退し、イラクのことはイラク人に任せる以外にないではありませんか。



!!

写真

Share (facebook)

このページの先頭にもどる