奮戦記
【05.05.08】日歯連で麻生大臣、郵政民営化で竹中大臣に質問
午前11時半から「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」で質問しました。
まず東京地裁で、日歯連前会長にたいして「贈賄」「業務上横領」「政治資金規正法違反」について、有罪判決が下った問題(5月31日)をとりあげました。
政治資金規正法違反について、判決では「政治団体などにより行われる政治活動が、国民の不断の監視と批判の下に公明かつ公正に行われるように……政治資金の流れを公開させることにより、その政治活動の透明性を確保しようという政治資金規正法の趣旨に違背する悪質な犯行である」とのべています。
判決では、次のような重要な指摘をしています。
――政治資金規正法違反は、「寄付を受けた政治団体(平成研究会)に領収書の発行を拒まれたことが、その契機となっていた」と述べています。
政治資金規正法不記載という犯罪の引き金になったのが、与党の国会議員の最大派閥である平成研究会(旧橋本派)が発行すべき領収書を発行せず裏金にしようとしたことにあったということです。その責任は重大です。
私は、「そうすると単純に延長すれば、郵貯銀行は5年で3000億円の赤字になる。公社のままだと、国庫納付金を差し引いても3460億円の黒字だ」と指摘しました。
そして、それぞれの年度の数値を出すようにもとめました。しかし竹中大臣は、数値を提出することを拒否しました。
私は「政府の骨格経営試算に郵貯銀行の経営見通しが含まれているのだから、具体的数値を出さないと審議する意味がない」と批判しました。
明日も郵政民営化特で質問します
明日も、郵政民営化特別委員会で質問します。質問時間は、16:15〜16:30です。