奮戦記
【05.05.23】国会では睨み合い続いたまま、郵政特別委を開会
今日は月曜日ですから、いつもなら、明日からどう質疑をすすめるかについて各委員会で協議が始まることになります。
そして、次第に慌ただしく動き始めるというのが通例です。
しかし今日は、どうも様子が違います。
国会のなかは実に静かで、議員の姿もほとんどありません。
先週末(5月20日・金曜日)の衆議院本会議で与党の自民、公明両党が郵政民営化を審議する特別委員会の設置を強行したことに「対抗」して、民主党と社民党がボイコットをはじめたからでしょうか。
民主党と社民党は、特別委員会の自党の名簿提出も拒否しています。
今日は、郵政民営化法案の取り扱いをめぐって議院運営委員会が開かれました。
また、郵政問題特別委員会の理事予定者懇談会(民主・社民は欠席)、特別委員長と理事の選任の委員会が開かれました。
この理事会には、日本共産党の塩川哲也議員が出席してます。
日本共産党は、委員会の開会は45人の委員が出そろったところでやるべきで、強引なやり方はすべきでないと主張しました。
しかし議運では、与党によって明日の本会議の「カンバン」をあげる(本会議を開く宣言)ことが決められました。
日本共産党の穀田恵二議員は、本会議について「このような状況下で強引に開会すべきでない」と主張し、委員長の職権で「カンバン」をあげることに抗議しました。