奮戦記
【05.03.03】衣の下から消費税増税の鎧が見える小泉首相の答弁
昨日の財務金融委員会で、小泉首相に質問した内容は以下の通りです。
小泉首相は、来年9月までの「任期中には消費税は上げない」と言ってきました。
しかし細田官房長官は、2007年施行というような形で(引き上げ方針を決めることは)ありうる」(昨年7月)とのべています。
また、昨年10月28日の参議院財政金融委員会の答弁で、谷垣財務大臣は「平成19年度からはやはり消費税をお願いするような形で議論していかなければ」と述べています。
そこで、私は具体的にききました。
来年8月、各省庁が財務省に提出するの「2007年度予算の概算要求及び税制改正要求」のなかに、消費税増税を書き込むことを認めるのですかとききました。
これにたいして小泉総理は、正面から答えず「私の役割は行財政改革と歳出削減にある」とのべ、谷垣財務大臣も「8月のことまでは考えていない」と明言を避けたのです。
しかし、2007年度からの消費税増税に向け、この「要望」に税率引き上げを盛り込む可能性を否定しませんでした。
私は、小泉首相が「要望書に書き込まない」と明言せず、消費税増税の方向を否定しなかったことが重要だと思います。
まさに、「衣の下から消費税増税のよろいが見えてきた」と言えるのではないでしょうか。
医労連の医療問題懇談会で国会情勢報告をしました
国会内で開かれた医労連の医療問題懇談会で国会情勢報告をしました。
今日は、厚生労働省への要請行動です。全国から、たくさんの参加者が駆けつけました。