あの盗聴・違法取り立てをしていた武富士を「活動自粛処分」にしていた日本経団連が、その「処分」を解除していたことがわかりました。

　奥田碩会長は「除名も考えている」とものべていたのに。……これで、経団連に「自浄能力がない」ということがはっきりしました。

　武富士は、盗聴事件で前会長が有罪判決を受けた後も、違法な取り立て業務などの問題を続けており、批判がひろがっています。

　弁護士などでつくっている「武富士対策連絡会議」（代表・宇都宮健児弁護士）も抗議声明を発表しました。

　サラ金被害者の相談・救済活動にとりくむ大阪市の「いちょうの会」の田中祥晃事務局長（全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会副会長）は、「財界自身が腐っていることの表れでしょう」と批判しています。（今日の「しんぶん赤旗」より）

私も、武富士が従業員を異常な取り立てに駆り立てている社内管理の問題を、国会質問でとりあげたことがあります。
　いまでも、その体質が改まっていないばかりか、日本最大の財界団体である経団連がそれを野放しにし、金融庁もそれを黙認している。――これは、きわめて重大な問題です。

来週の激務（立て続けの質問）に備えて、今日も国会で作業！

　国会は来週、最大のヤマ場を迎えます。まず月曜日は「社会保障・年金」の集中審議をおこないます。これには、穀田国対委員長が質問に立つ予定です。

　次の日、火曜日には「一般質疑」がおこなわれます。続いて、財務金融委員会が開かれて大臣の所信表明に対する質問があります。これには、私が質問に立ちます。

　そして、水曜日と木曜日には、公聴会（３ブロック）が開かれます。私は、公述人に対する質問に立たなければなりません。木曜日の午後には、一般質疑が入るかも知れません。

　さらに、金曜日頃から予定されている予算委員会の分科会（全体で８枠）があります。ここでも質問しなければなりません。

　ともかく来週は、４回〜５回の質問！まさに、嵐のような忙しさがやってくるのです。……ということで、今日も国会で質問準備です。