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奮戦記

【04.11.28】なんと、自民党20議員に5億3300万円の迂回献金!

 やはりそうだったか、というのが率直な実感です。

 「東京新聞」によると、日歯連が、献金元を隠すために自民党の政治資金団体「国民政治協会」を経由させて、元閣僚や幹事長、政調会長経験者など、じつに20人の自民党国会議員に迂回献金していたことが明らかになりました。

 それは、日歯連の会計帳簿に記載された氏名、金額をもとに報道したものです。
 私もこの間、予算委員会で日歯連の迂回献金を取り上げ、献金先として石原伸晃元国土交通相や、古賀誠元幹事長とみられる名前をしるした日歯連あての2枚の領収書を明らかにしました。

 この領収書には、欄外に「石原伸晃」(2000年7月11日付、1000万円)、「古賀」(2001年6月29日付、500万円)という名前が書き込まれており、石原伸晃元国土交通相、古賀誠元幹事長への迂回献金とみられます。

 日歯連は2002年までの3年間で、国民政治協会に総額15億円を寄付しています。
 このうち、30件5億3300万円分は、実際の献金先とみられる20人の国会議員の名前と金額を会計帳簿に記載していました。

 その内訳は、衆院議員19人、参院議員1人。幹事長はじめ党三役経験者6人、官房長官、厚相、国土交通相、防衛庁長官、農相など閣僚経験者10人がふくまれ、厚生労働副大臣、厚生労働政務官、衆院厚生労働委理事2人の名前も記載されていたそうです。

 この会計帳簿は、現在、検察当局が押収し保管しています。
 日歯連執行部は、「しんぶん赤旗」の取材にたいして、「会計帳簿が返却され、国会から公開を要求されれば従う」と語っています。
 この会計帳簿を出させることが、日歯連事件解明のためにいよいよ必要になってきました。



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