今日の衆議院財務金融委員会で、年金を担保に取った悪質な貸金業者による高利融資の被害を防ぐ「貸金業規制改正案」が、全会派一致で可決されました。

　このところ、貸金業者による、公的年金・各種手当等を担保に高利の融資を行う「年金担保融資」の被害が全国的に急増し社会問題化しています。

　年金証書などを担保にする行為は金融庁の事務ガイドラインや各年金法でも禁じています。
　しかし、いずれも罰則の規定がなく違法融資が横行しているのが現状です。

　そのため、「年金を担保とする行為の禁止」「罰則規定の早期制定が緊急課題だ」とする日弁連・被害者団体などの要請に応えることが求められていました。

　法案では、年金生活者や高齢者の借り入れ意欲をあおる広告・勧誘を禁止するほか、預金通帳等の貸金業者への引渡し等を禁止し、これに違反した業者に罰則を科す等の防止策を講ずるものとなっています。

　私たちの従来からの主張に沿うものでもあり、法案には積極的に賛成しました。

新宿西口で消費税廃止各界連絡会のみなさんと街頭から訴えました

　午後、新宿西口で消費税廃止各界連絡会のみなさんといっしょに、消費税増税に反対する訴えを街頭からおこないました。