今日は、日本共産党の前参議院議員、吉岡吉典さんの著書『「日米同盟」と日本国憲法』の出版記念講演会が東京都台東区でおこなわれ、私も呼びかけ人のひとりとして参加しました。

　吉岡さんは、長年にわたって参議院議員として活躍され、７月で勇退されました。私もいろいろとご指導をいただいた大先輩です。

　いま、憲法改悪の危険な動きが強まっているなか、憲法を擁護する本の出版は、たいへん貴重なものです。

　第一部が、記念講演会でした。
　吉岡吉典さんは「歴史の流れと世界の動きのなかで憲法を考える」と題してお話をしました。
　川村俊夫さんは「憲法改悪阻止の課題と展望」のお話でした。

　また梅田欽治さんは「２０世紀のなかでの日本国憲法９条」と題してお話をしました。

　吉岡さんの論文・著書は、きちんとした資料を踏まえた明快な議論を展開しており、私自身、憲法の話をするとき大いに参考にさせていただいております。

　この本を出版した出版社は、下町人間総合研究所というなかなか味のある名称の会社です。社長は、以前、国会や政策委員会で活躍した高井さん。元気に頑張っています。