奮戦記
【04.11.06】えっ!「消費税率21%」だって?とんでもない話だ!!
財務省は、「歳出削減努力や増税を行わずに現在の財政状況を放置すると、10年後の2014年度には国の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字幅が大幅に拡大する」と言っています。
そして、政府目標である「同収支の均衡を達成するには、消費税率を21%まで引き上げるか、国債費を除く一般会計歳出を約3分の2に削減しなければならなくなる」という試算をまとめたといいます。
消費税21%だなんて、とんでもない話です。
これまでの「社会保障の財源」論は、説得力を失ってしまったので、政府はこのところ「財政赤字をうめるために消費税を引きあげなければならない」というキャンペーンを強めるようになっています。
21%という途方もない数字を出すことで国民を脅して、なんとなく10%ならやむをえないという世論をつくり出そうとしているのです。こんなやり方に、だまされないようにしましょう。
いったい誰が、巨額の財政赤字をつくったのでしょう。
「景気対策」を口実に大規模な公共事業をくりかえしてきた政府・自民党に、最大の責任があるのではないでしょうか。
そのことを棚上げして、ツケをすべて国民にまわすなんて絶対に許すわけにいきません。まずは、ムダを削るべきでしょう。